ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

ぐらの 不登校になる勇気

小学3年生2学期。

ぐらの不登校を受け入れる覚悟をした私。

☆そのブログはこちら

grigra-mom.hatenablog.com

 

しかし、ぐらの心は複雑でした。

行きたくないけど、

行かなくてはいけないのが学校。

その考えが抜けません。

(現在小6、いまだに抜けきれていません。)

 

これはもう、私が引きずって登校させたその結果だと

受け止めています。。。

そして、

「行かないといけない学校に、

行かれない自分はダメな子」

 

どうせ自分は・・・」

 

「自分なんて・・・」

 

 

自己肯定感が暴落していました。

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相談員さんが予告してくれた

「不登校を受け入れる期間、生活が乱れるかも」

の到来です。

 

みんなから置いて行かれるような、仲間外れのような、孤独な気持ちが

大きくなっていきます。

みんなからどう思われるんだろう。そんな気持ちもあったようでした。

だけど、行かれない。

小学三年生の子が、周りと違う生活をする自分を受け入れる・・

 

「不登校になる勇気」

 

どれだけの勇気が必要か。。。

私も大多数にいると安心するタイプなので、

ぐらの気持ちは共感できました。

 

だけど、いままで散々引きずってでも登校させていた私が

「だいじょうぶだよ」

「たいしたことじゃない」

「ゆっくりでいいんだよ」

といったところで、効果は薄。

登校に関しては、ママはぐらを嫌なところ(学校)に連れていく

「敵」になってしまっていたので。

 

 相談室の相談員さんや、学校の先生に相談したところ、

放課後登校を試してみることにしました。

 

「放課後、みんなが帰ったあとに、先生のところに行ってみる?」

 

と声をかけると、

ぐらは安心したように「行く」と言いました。

 

 

放課後、母子登校しました。

 

自分で靴をはきました。

自分でランドセルを背負いました。

自分の足で歩きました。

 

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行きたくなかったから やらなかっただけで、

やればできるのでした。。。