ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

ぐらの 放課後登校

 放課後登校って?

 

その名の通り、みんなが下校した後、放課後に登校するスタイルです。
先生の放課後の仕事の時間を割いて頂くことになるので、
ほぼ毎日放課後登校をしていたぐらの場合、先生のご理解があってこそ
だったと感謝しています。

ぐらの場合は、

  • 劣等感の回避
  • 先生との信頼回復(先生個人に対してではなく『先生』という存在が苦手になっていたので)
  • 宿題提出で、家庭学習の意欲維持のため

などを主な目的にしていました。

ごくたまに、図工や学活など通常授業に出席できる時もあったので、

いつ登校するかは、本人に選択させていましたが、

小3後半、小4後半、ほぼ放課後登校を選択していました。

こちらからは、先生のご都合優先で構いませんと伝えてあったのですが、

担任の先生が会議や出張などで不在の時は、保健室の先生が

対応してくださることもありました。

 

学校からの宿題はみんなと同じペースで進めていたので、

その宿題を持って放課後、保健室へ登校します。

私は少し離れたところで、保健室の先生と

雑談をして待っていることが多かったです。

ぐらは先生に宿題を出し、先生がその場で丸付けをしてくれて、

次の宿題をくれました。

その日の様子や、興味のあること、たくさんお話しをしてくれました。

「手押し相撲」がブームになった時もありました。

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ある日、ぐらが家で「雲製造機」を作り、

放課後先生に見せたいと持っていきました。

↓こういうもの(YouTube添付してみます)

www.bing.com

大きな音が出るのですが、その音に先生が面白がって、、、

「この音で、ほかの先生、びっくりさせようよ!!」

と、ぐらにいたずらを持ちかけました。

廊下の向こうから歩いてくる隣のクラスの先生(新任)に

「今だ!!」

ポン

隣のクラスの先生は「きやー」と驚き、

「ちょっと~🤨」とぐらと先生に笑いながら怒っていました。

担任の先生はぐらに「にげろ!!」と言いました。

保健室に逃げ戻ってきたぐらは、

「おもしろかったぁ~🤣隣のクラスの先生がね、

びっくりして尻もちついちゃって🤣🤣🤣」

と大興奮、大爆笑でした。

  
ぐらが学校でこんなに笑ったのは、いつぶりだろう

 

胸が熱くなりました😭

 

小4の担任の先生は、絵を描くのが上手で、

ぐらの宿題のノートに丸つけすると、必ずイラストを描いてくれました。

有名なキャラクターや、先生オリジナルまで。

ぐらもイラストが好きなので、それを楽しみにしていました。

宿題が終わると、先生に見てもらいたくて、

ぐらも自分でノートの余白にイラストを描きました。

 

先生とぐらは、イラストで会話が弾みました。

イラストがぐらと先生を繋ぐツール

になりました。

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先生は、子供の扱いがとても上手です。(プロですね(笑))

特に4年生の時の先生は、ぐらのやる気スイッチを押すのが上手でした。

「今日の算数で、これできた子、クラスで

誰もいなかったんだけど、ぐらくん挑戦してみない?」

「え?!さすが!すごい!」

など、時には「できた子2人」だったり人数変わるのですが、

いや本当はみんなもできてたでしょ?

と思うのですが(笑)ぐらは、いい気分で学習ができたのでした。

 

ぐらの場合、放課後登校は5分で帰る日もあれば、20~30分の日もありました。

ぐら一人のために、放課後の時間を割いて対応してくださった先生方には、本当に感謝しています。

 

そしてもう一つ有難かったのが、先生がクラスのお友達に

「ぐらくんは、放課後学校に来て勉強しているんだよー」

ということを伝えてくれていたこと。

(本当はそれほど勉強してなかったですけど)

実際、どのように伝えてくれていたかはわかりませんが、

放課後校庭で遊んでいる同級生に会うと

「ぐら~!今から?!がんばってね」

「今日の理科、面白かったよ!ぐらもがんばって〰️」

「ぐら、算数今どのへんやってる?ちょっと難しいよね〰️」

などと声をかけてくれる子が何人もいました。

「学校に来ない=ゲーム三昧。遊び放題。ずるい。」

という印象ではなく

「みんなと違う時間に勉強しているだけ」

という印象になり、同級生との距離も遠くならずにいられたのは、

先生の声掛けのお陰だと思っています。

本当に有難かったです。

 

実際は、た〰️っぷり遊んでましたけど(笑)