ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

ぐりの 高校受験 学校説明会と個別相談編

「合同説明会」での個別相談では、

(合同説明会とは、一つ前のブログで☆高校選び編はこちら↓)

ぐりの 高校受験 高校選び編 - ぐりとぐらとママのきろく

うちはまず最初に

「不登校です。受験させてもらえますか?受け入れて頂けますか?」

 

ということを伝えるようにしていました。15校くらい聞きまくりました。

(ご丁寧に学校説明して頂いてからだと話ずらくなるので😅)

「受け入れは難しい」という学校も、多くありました。

・入試条件に例外は認めていません

・筆記試験で合格点を取れたとしても、審議にかかります

・厳しいと思います

などなど・・・

でもそこは、各学校の方針だと思うので、

曖昧にされて受験したら不合格~というより、

この時点でハッキリ言って頂けて良かったです。

 しかも大抵は「申し訳ありませんが・・・」と言ってくれます。

が、中には

「理由は?!いじめ??」

と、興味本位の雰囲気ムンムンで聞かれたこともありました。

でも、そういう対応もあるかも知れないと想定していたので、

ぐりとも「デリカシーがないね~」と、

笑って候補から外したりしました。

 

この時点で、ぐりは「高校には行く」と言っており、

それは本心だと受け入れつつも、

実際は高校生活を始めてみないとわからない

と私は思っていました。

そんな状況だったので「難しい」という学校は、

こちらとしても、入学後が心配なので、

無理に食い下がったりはしませんでした。

 

「受け入れます」「問題ありません」

「君の気持ち、聞かせてくれる?」と前向きに

お答えいただける学校は、たいてい学校にカウンセラーさんだったり、心理士さんだったりが常駐しているとか、前列があるとか、そもそも「どんとこい!」の雰囲気が感じられました。万が一の時に理解ある対応をしてもらえそうだと思いました。

 

「合同説明会」で好感触の学校を私立7校に絞り

各学校が開催している「学校説明会」へ参加しました。

実際に学校へ足を運び、雰囲気を感じ、学校の特色、入試に関して、

全体会で話を聞きました。

 

各学校での「学校説明会」に参加したうえで、さらに4校に絞り

「個別相談」で詳しい話をしました。

「合否に内申書(欠席を含む)は関係ありません。当日の結果のみです」

という学校が2校。どちらも難関校といわれる偏差値の高い学校でした。

(あとは、単純に学力の問題・・・😅)

「推薦入試は難しいですが、一般入試でなら学力を重視します」が1校。

(当日の体調次第では・・・🤔)

「入試条件の例外になりますが、推薦(優遇)入試でもOK」

と受け入れてくれた学校が1校ありました。(これは安心😉)

 

最終的にぐりは

本命挑戦校 私立1校

併願推薦(併願優遇) 私立1校

を受験することを決めたのでした。

 

「併願推薦」「併願優遇」とは、「第一志望は別の高校ですが、

そこに落ちたら、ここに入学します」という約束の上で受験するというものです。

(併願推薦(併願優遇)をもらえたら、ほぼほぼ安心)

ですので、誰でも受けられるわけではなく、欠席日数、評定などの条件がいくつかあります。

この学校はぐりに対し

・本人が直接個別面談に足を運べていたこと、

・自分の言葉で、欠席についてと高校生活についてなどを話せていたこと、

・学校主催の体験授業に参加できていたこと、

・内申の欠席以外の部分、それまでのぐりの頑張りを評価してもらえたこと、

・外部模試での偏差値は規定をクリアしていたこと、

など諸々考慮して頂き、例外として推薦入試の対応をして頂けたように思います。

とても有難い対応をして頂きました。

 

 高校は、義務教育を終えて進む道なので、

不登校でもそうでなくても、親子での学校選び、

意見の食い違いなど、各家庭それぞれの大変さがあると思います。

我が家も「不登校」を背負っての学校選びは、やはり簡単ではありませんでした。

同級生達の、3倍?4倍?という数の学校を見てまわりました。

ぐりが行きたいと思った学校からいい返事がもらえず、残念な思いもしました。

だけど、ぐりが高校の話をする時は、いつも生き生きしていました。

ぐりと一緒に高校巡りができて、楽しかったです!!

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