「不登校の子どもの「こころ」を知る」
という講演会に参加したことがあります。
私はここで初めて、元不登校当事者の方のお話を直接聞きました。
彼女は当時22歳、社会人として活躍されていました。
我が子より少し先をいく、不登校経験当事者の方のお話は貴重でした。
「親ができることは?」
- 不登校をネガティブにとらえない!
- 「問題は、学校に行かないことではなく、大事なのは学校に行かないことで起きてくる悩みを解決してあげること!
- 居場所を見つけると、自己肯定できるようになる。
- 段階に合った対応で、子どもを尊重すること。(もし、本人が選んだ選択が間違っていたとしても、親が応援してくれた、自分を尊重してくれた気持ちがあれば、次へ行ける!!)
- 親がノンストレスでいることが大事(親にストレスがあるうちは好転しない)
- しんどくなったら、誰かに話をしよう!(1人で溜めこんではいけない)
そして私が一番心に残ったのが、
親がやりたいことを我慢したり、親がストレスを抱えたりすると、
子どもは「自分のせいだ」と辛くなる。
のちに学校に行っていなかった時間が「つらい記憶」になってしまう。
だから、楽しんでしまいましょう!
という言葉でした。
「つらい記憶」について、適応指導教室に通う子のママたちと、話したことがありました。
この子たちが大人になった時、小、中学校の記憶が
「学校に行かれなかった」
「つらかった」
「嫌だった」
「苦しかった」
の「つらい記憶」ではなくて、
学校にはあまり行ってなかったけど
適応指導教室で過ごせて楽しかったな!
という記憶になっていてくれたらいいなと。
適応指導教室に限らず
自分の時間をゆっくり過ごせて良かったとか(←ぐり)
親子でいい時間を過ごせたとか(←ぐりとぐらの記憶に入ることを願う😁)
学校に行きずらい子どもたちのそれぞれの記憶が、
少しでもあたたかいものになったらいいなと思うのでした。