ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

本「にげて さがして」

ぐらとママは「ヨシタケシンスケ」さんの本が大好きです。

少ない言葉で、読み終えたあとに、深く考える時間が持てるのが好きです。

深い内容だったとしても、クスッと笑えてしまう、その視点が好きです。

ぐらと一緒に読んで、そのあとに話し合う時間が好きです。

自分の気持ちやその時の状況によって、考えることが違ってくるのも

何度も読める面白さです。

 

今回は「にげて さがして」という本を読みました。

ひどいひとからにげて、

たいせつなひと、たいせつななにかを さがしにいこう

という本です。

私はぐらが、

学校行きたくない。

学校ってやめられないの?

など「にげたい」気持ち訴えていたぐらに「にげるな」と言っていました。

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あの頃の私に言ってあげたいこと、今はたくさんあります。 

 

本の中で

きみといっしょに ゲラゲラわらってくれるひとは かならずいる。

そのひとも きっときみを さがしている。

と、あります。

「自分も誰かにとって必要な人」

そう思うことって、もっと自分を大切にしたり、

勇気が持てたり、大きな力になります。

ぐらも(ぐりも)、この先きっと出逢えるはず。

すぐにはみつからないかも知れないけど、

探すことをやめないように、

さがし続け、動き続けていってほしい。

そして、素敵な出逢いを大切にして欲しいと思いました。