ぐらは、小4の3学期から、通級指導教室に通っています。
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ぐらは、週に1回2時間の取り出し授業で、主にソーシャルスキルを学習しています(SST)。
私たちの住む市内には、通級指導教室は小中各1クラスしかなく、ぐらの在籍校にはないので、通級の時間だけ市内の別の学校に送迎し通っています。
ぐらは、小3で発達検査を受けた後、この通級指導教室への申請を出しました。
発達検査のお話はこちら
↓
www.grigra-mom.com
通級指導教室入室まで
翌年度の為の申請締め切りは、夏休み明けすぐでした。
申請書を提出し、市の担当の方が学校にぐらの様子を見に来て、通級が妥当か否かの判定をされました。
その日は、ぐらは教室には入れず、保健室で算数ドリルをしているところに、担当の方が来て少しだけお話をしたり、様子を見てくれたそうです。
そして、小4から通級指導教室に通えるという通知をもらいました。
ただ、通級が市内に小中各1クラスしかない(先生も各1人)ということは、通える人数が限られてしまいます。
ぐらは、年度半ばからのスタートというお話でした(この時点ですでに申請から一年)
が、なかなか連絡が来ず、実際に通級が始まったのは3学期(1月)でした。。。
申請から一年半。
ちょっと長かったですが、、、
ようやく、通級が始まったのでした!
授業開始
当初は、本人の希望により、先生とぐらのマンツーマン授業にして頂きましたが、
その後、小5秋からは、グループ授業(先生1対児童2)になりました。
ぐら本人もグループ授業を受け入れました。(一歩前進です!)
ペアになったのは、別の学校の1つ下の学年の子でした。
時にお兄さん風を吹かせながら(笑)
時に先生に不安や、怒りや、モヤモヤをぶつけながら
時に大笑いしながら
たくさんのことを学び、本当によく頑張ったと思います。
「私たちの教え方で学べない子には その子の学び方で教えよう」
先生が心に留めている言葉だそうで、教室に掲示してありました。
あれもこれもやってあげたい!と先生側の思いがいくらあっても
どのように支援すれば良いかは、目の前の子どもが教えてくれる。
ということだそうです。
発達に凹凸がある子に対して、100%のご理解と温かさをもって接して下さった先生に、ぐりを担当して頂けたこと、私たち親子に関わって頂けたことに感謝しています。
そして6年生、担当の先生は異動され、ペアのお友達ともペア替えで、また新しいスタートとなりました。
新しい環境などに敏感なぐらは、きっと不安が大きくなるだろうという覚悟をしていましたが、ぐらは成長していました。
新しい先生に、自分からコミュニケーションを取りにいく姿勢がみられました。
今度のペアの子とは同学年なので、いい刺激を受け合えるのではと思っています。
さっそく休み時間に2人で笑い合って遊ぶ姿が見られ、ホッとしました。
今年度はまだ始まったばかりなので、どうなることやらですが、中学進学に向けて、さらに多くのことを経験し学んでいけたらと思っています。
私もぐらと一緒に、ぐらの苦手な部分を
どう支援してもらえれば、ぐらが自分の力をより発揮できるのか
をきちんと見て考えていきたいと思っています。