ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

ママ 謝罪 から 感謝 へ

すみません

ぐらの登校渋りが始まってから、私はあちこちに謝ってばかりでした。

学校で。
すみません、今日も渋ってます。
すみません、遅刻します。
すみません、行くと言ってたのですが。
すみません、ご配慮いただいて。
すみません、よろしくお願いします。
すみません、お手数おかけします。
すみません、すみません、すみません

職場で。
すみません、少し遅れます。
すみません、お休みさせて下さい。
すみません、すみません、すみません、

会う人、会う人、あちこちに「すみません」という日々。
(人に声を掛ける時の「すみません」ではなく、謝罪の「すみません」)

職場の方々は、事情をお話したら、理解してくださり、時間は私の都合でいいとか、急なお休みでも対応するからと言って下さり、とても有難い職場で助かっていました。
相談員の方にも
「不登校だからといって仕事を辞める必要ないのよー」
など言われました。
でも、環境ではなく私の心の問題で
「すみません」ばかりの日々に苦しくなってしまったのです。

仕事を辞めました。
「すみません」の場を減らしたい気持ちでした。

ここで気づいたことなのですが、私は「周りに迷惑をかけないよう」にと育ち、そう生きてきたところがあるので、誰かの手を煩わすことが苦しくて、申し訳ない気持ちが溢れてしまうのです。
昭和の「自分のことは自分で!」「他人に迷惑をかけない!」という時代そのままに育ったのかも知れません。

相談員さんは、私が「毎日毎日、先生に申し訳なくて」と話すと
「学校の先生は、それがお仕事だから、いいの!!」
先生のスキルアップに貢献してる!」
「うちの子、先生の記憶に残る子でしょ~!!」
という気持ちでいればいいんですよ!
と言われました。

確かにそうだ。と、理解しつつも、
学校から電話をもらうだけで「すみません、何かありましたか?」、
声をかけられただけで「すみません」と言わんばかり。

不登校は悪いこと
手を煩わせるのは迷惑なこと
そんな意識があったのです。

親である私がそんな気持ちで、子どもが好転するわけがない。

不登校は悪いことではないんだよ!!
と、いくら子供に伝えても、ママは周りに謝っている。
ママが謝っている=自分は迷惑をかけている子
という意識になっていくものです。
完全に矛盾です。

変えないと!

その後、出社時間に追われず、ぐらとじっくり向き合おう!としたのと同時に
「すみません」を止めようと思いました。

ありがとうございます

先生方へ、手のかかる子をお願いする申し訳なさを、感謝に変えました。

今日も渋ってますが、ご対応ありがとうございます!
特別なご配慮を頂いて、ありがとうございます!
ご連絡、ありがとうございます!
ありがとうございます、よろしくお願いします!
ありがとうございます、お手数おかけします!

ありがとうございます!

言葉を変えただけで、私の気持ちが変わっていきました!!

申し訳ないという気持ちから、
心の中が感謝の気持ちでいっぱいになりました。

さらに、私たち親子って、いい出会いをしているなぁと思えたり、
この対応有難いなぁという今まで見えていなかったことがたくさん見えてきました。
すると、さらにありがとうの気持ちが増えていきました。

ご近所の方にも「お騒がせしてすみません」という気持ちだったのを
「見守って下さってありがとうございます」という気持ちに切り替えました。
犬の散歩でよく会うおばちゃんも、通学途中のお家のおばちゃんも
「おはよう!」
「今日はいいお天気ね」
「いってらっしゃい!」
「おかえり!」←まだ10時でも違和感なし(笑)
「久しぶりに会えて嬉しいわ~」←まだ午前中、犬と戯れる(笑)
「今日はなんだか楽しそうね~」

と、とても温かい言葉をかけてくれるようになりました。

お騒がせして迷惑をかけていると、勝手に私が思い込んでいただけで、
心配してくれていたのかも知れない。

そして、ぐらに関わって下さった先生方は
「ぐらくんの担任になれて、私自身とても勉強になりました!」
「発達についても、もっともっと勉強したくなりました」
などと、言ってくれました。


すみません より ありがとう
本当に、本当に、たくさんのことに気付くことができました。

ありがとう!ぐら!!ありがとう息子たち!!
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