GIGAスクール構想により、ぐらも漏れることなくノートパソコンと個人のIDが配布されています。
GIGAスクール構想とは、義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画です。 その目的は子どもたち一人一人の個性に合わ教育の実現にあります。
オンライン授業
先日は、家庭から Google meet の機能を使って
学校にいる先生との通信テストをしました。
ぐらは、クラスで一番に担任の先生と繋がりました。
先生側も初めてだったので、「繋がってる?」と
他のクラスの先生が顔を出し
学年主任の先生が顔を出し、
教頭先生が顔を出し、ついには
「おーーい!ぐらくん、校長先生だよーー✌🤩✌」
と、主要どころの先生、代わる代わる登場(笑)
通信テスト、ばっちりでした。
ただこれは、(ぐらの学校の場合)今後の休校などの措置があった場合の
オンライン授業に備えてのテストだそうで、
今のところはオンライン授業の予定はないそうです。
ですがこの先、休校措置だけではなく、様々な理由で学校に行きずらい子、教室に入れず別室登校している子などの為にも、授業はもちろん、先生やクラスの子とのコミュニケーションを図る手段としての活用の実現を願っています。
また、保護者の参観日もコロナ禍で中止になっているので、オンライン参観という形にもいいかも知れませんね。
タブレット学習
ぐらに配布されたパソコンは、chromebookです。
画面がタッチパネルで使える、逆に折りたたむとタブレットにもなる優れもの。
(説明下手ですみません)
普段は、学習アプリ(国語、算数、理科、社会、英語) がインストールされているので、それを学習したり、調べ学習に活用したり、先生が作った問題が入っていたりするので、授業中や宿題で活用しています。
ぐらは、毎日1~2時間ですが、登校して授業を受けているので、みんなと同じように
パソコンは学校保管です。(学校の授業で使用することがあるので)
週末に持ち帰り、先生から送られてくる宿題に取り組みます。
完全不登校の子は、常に家に貸しされているという子もいるようでした。
ぐらの自治体では、適応指導教室でも学校と同じようにネットワーク環境が整っていて、学校と同じパソコンがあり、貸出してくれるため、自分のIDで入れば、学校と同じ環境で学習が進められます。
ぐらは、適応指導教室で少しずつ学習アプリでの学習を進められるようになりました。
サプライズも時代とともに
先日、ぐらの担任の先生がお誕生日でした。
その前日、ぐらは適応指導教室でパソコンを借りて、学習アプリを進めるかと思いきや、「先生お誕生日おめでとう」のスライドショーを作成していました。
写真やメッセージに音楽をつけて、上手に仕上げました。
適応指導教室でも、自分のIDでパソコンを立ち上げているため、
そこで保存しておけば、学校に置いてあるパソコンで開いても、先生に見せられます。
「先生、喜んでくれるかな?」
「いつ先生に見せたらいいかな?」
「授業中はダメでしょ、時間あるかな?」
「(パソコン使ったのは自分だけだから)みんなの前で見せて平気かな?」
ワクワクしながらも、あれこれ考える姿がとても可愛かったです。
先生を喜ばせたいと思っていることが、私は嬉しく思いました。
当日、いつもより早く登校したぐら。
先生に
先生に
「今はパソコンを使う時間じゃないけど、先生に見せたいものがあるのでパソコンを使ってもいいですか?」
と、聞けたそうです。
OKをもらったぐらは、準備をはじめ、
朝の会が始まった途端に、再生!
音楽が流れ・・・
先生に見せることができたようです。
先生へのサプライズも、時代とともに変化していきますね!
「先生いつもありがとうございます。
先生がいてくれて心強いです。」
こんなメッセージが書かれていました。
(週末、パソコンを持ち帰った時に私も見せてもらいました。後で見せてもらえるのも、パソコンならでは!)
他にも、クラス全員の寄せ書きがサプライズで送られ、
先生は、泣いて喜んでくれたそうです。
その日も、一時間目だけで帰宅したぐらでしたが、とっても嬉しそうでした。
喜んでもらえるって嬉しい。
おめでとうを伝えられるって嬉しい。
を学んだ日でした。
そして、ぐらの小学校の思い出が、イヤだ、ツライ、苦しいではなく、担任の先生にこんなサプライズしたなぁー、喜んでくれたなぁーと、楽しい思い出に上書きされて欲しいと思いました。
得意を生かして
ぐらは、パソコンが得意です。
プログラミング的思考もできるようです。
逆に、書く作業、絵を描くことは好きなのですが、黒板の字を書き写す板書の作業は苦手です。(少しだけ、授業に出られるようになりましたが、ノートは真っ白です)
タイピングはまだ練習中ですが、それでもかなり早く打てています。
ブラインドタッチが目標です。
Chromebookは、タブレットにもなるので、漢字などはタッチペンで書くこともできます。
それでも私は「とにかく書いて覚える」の昭和世代なので、パソコン(タブレット)で大丈夫?と思ってしまうところもあります。実際に、タブレット学習を取り入れたら学力が下がった研究結果が出たというニュースも目にします。
ですが、ぐらの場合は明らかに書く作業をしていたら、効率や集中力が下がるので、パソコンを活用するのは、ぐらに合った学習法の1つだと思いました。
今後、もっとパソコンを活用する授業になったら、もっとぐらの可能性は広がるし、何より自信に繋がると感じています。受験には生かせないかも知れませんが、その先に繋がることを願っています。
ぐらはパソコンを躊躇なく触って、新しい機能を探します。
見ていてヒヤヒヤします。
でもパソコンが得意な先生にお話したところ
「やりたいことを、どうやったら出来るんだ?と考えて、実際にあれこれ触ってみて覚えていくものですから、それでいいんですよ。ヒヤヒヤすることもありますけどね(笑)」とおっしゃっていました。
確かに、教わった機能だけではないことまでやります。
すでに背景、みんなと違います(笑)
でも、それでいいんだと、もっともっと関心をもって、触れて覚えていって欲しいと思いました。