ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

心の土台

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 
あの、貴重すぎる経験をした日から2週間以上が経ちました。
その後の次男ぐらの様子はといいますと、、、
 
休まず朝から登校しています。
相変わらず「はぁー、行かなきゃねー」と
重い腰を上げている朝ではありますが、
時間になれば登校します。
付き添い登校では、ベタベタくっついてきますが、
学校でも落ち着いて過ごせているようです。
お昼は(給食を止めてもらっているので)
一度帰宅します。
午後また学校へ再登校した日も、
家でのんびりした日も、
適応指導教室に行った日もあり、
「いつも通り」に過ごせています。
 
先日は、全校児童での歩き遠足にも参加しました。
目的地まで遠いのかな?と心配していたぐらを、
「 適応指導教室まで歩くことを考えれば、半分だよ。」
と送り出しました(笑)
 
あの日は、自分のやったことに、
「やってしまったー😖」と、
自分で自分が嫌になるほど、
逃げ出したくなくほど自己否定したけど、
そこからの回復がすいぶん早くなった
感じています。
 
今までは、落ち込むことがあったら、
その後は、しばらく学校時間を極端に減らしていました。
(休む選択はしないのですが、宿題を提出するだけで帰宅とか)
家でゆっくりと過ごす時間、
適応指導教室で、先生やみんなと過ごす時間、
そんな中で、少しずつ回復していくのでした。
回復してくると、
「1時間目だけ学校行こうかな」
「この授業だけ行ってみようかな」
と、また本当に少しずつですが、
学校に行こうとするのが、パターンでした。
 
ぐらが自分で自分の気持ちを整理して、
前向きになるには、
それなりの時間が必要でした。
 
今回は、いけなかったことも
心配をかけてしまったことも
自分で十分わかっているだろう
ということから、私も、先生も、お小言はなく
「無事でよかった」ということだけを伝えました。
 
ぐらのどんよりとした気持ちや、
自己否定の気持ちに対しても
私は、
「だいじょうぶだよ!」
の言葉と、他ほんの一言二言伝えただけで、
ぐらは、ほぼ自力で回復しています。
 
 すごい変化です。
 
ぐらの心の土台が、少しずつ強いものに
なってきているのかも知れないと感じました。
 
もちろん、今回のこと以外でも失敗がたくさん!
まだやるか!今度は何だい?!そうくるか?!
ってくらい、あれこれやらかしてくるけど、
でもその失敗は、振り返るとどれも「経験」になっていて、
その経験がぐらの心を強くしてくれるものになっている
と思えています。
 
 さらに、年齢的な成長もあると思うのですが、
以前は、
親の関わりが全てだったのが、
だんだんと、親だけではなく、
ぐらの頼れる先生だったり、
仲良くしてくれるお友達だったり、
親以外の力も、ぐらの心に
大きな大きな力をもらっている
ことを感じています。 
 
これはきっと、不登校とか、
発達うんぬん関係なく、
子供の成長の段階なのかも知れませんね。
 
ちなみに、、、
あの貴重な経験をした後、
いつものように、給食前に学校にお迎えに行くと、
脱走の原因となった喧嘩のお相手とぐら、
肩を組んで昇降口に出て来ました💨
「この前ごめん!」
「大丈夫、大丈夫!」
さっぱりした二人で、ある意味カッコイイ!
2人で共に成長していこうー!
 

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