ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

学校苦手息子の欠席をどう捉えるか

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

我が家の地域では、小学校卒業式の翌日は、

中学校体験入学という日になっています。

(むしろ卒業式より緊張の日)

中学校でテストを受けたり入学式の説明を受けます。

 

その日、ぐらは「欠席」しました。

「(行くか行かないか)どちらでも大丈夫だよ」

と伝えると、

ぐらは、「少し考えさせて」と数時間考えて

「まだ不安だから、行かなくていいかな」

と答えを出しました。

 

自分で考えて決めた「欠席」

行った方が良いとは思うけど、でも不安が大きいんだ。

と、理由も伝えてくれました。

 

私は、出席か欠席かはどちらでも良くて、

それよりも

ぐらが、この日のことを自分事として捉え

葛藤しつつも自分で答えを出したことに感心しました。

 

学校には、ぐらの言葉そのままを伝えました。

 

先生側もこの欠席を「主体的」と捉えて下さいました。

しかも、「行かない」は「行く」よりも言いづらいこと。

それでも、ちゃんと伝えられたんですね。

とも言って下さいました。

確かに!「行かない」を伝えるのは勇気がいります。

大人でも「行けたら行く」なんて言い方をしたりして。

(便利な言葉😁)

 

その後先生は、ぐらの

「頑張りたい気持ちがある」ことを考慮して下さり、

「春休み中、一度学校に来てみませんか?」

と言って下さいました。

在校生が誰もいない時間を配慮してくれて、

顔だけ見たら、それ以上は何もさせません。

ただ、本人の気持ちを優先して、

行かないと言ったら、やめましょう。

と、提案して下さいました。

 

私はその全部をぐらに伝えました。

すると、ぐらは「行ってみる」と言い

翌日、先生に会いに登校することができました。

ほんの2分程度、ご挨拶しただけでしたが、

今度は「行く」と決めたことを成し遂げられました

 

欠席を、登校できなかった。と捉えるか、

自分で考えて決めることができた。と捉えるか、

「捉え方で見えるものが変わってくる」

そう感じた出来事でした。

 

これからも一つ一つ、自分ごととして捉え、

自分で選択、判断、決断する。

その機会を増やしていきたいと思いました。

 

f:id:grigra-mom:20220415172738p:plain