ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

心の健康を大切に。

こんにちは。ぐりぐらママです🌈

 

 夏休みが終わりました。

多くの地域で、イレギュラーな形での

新学期になっていることと思います。

 

我が家の次男は、学校が苦手です。

学校には毎日登校していますが、

数時間だけで早退してきます。

 

そんな、学校が苦手な子にとって、

またその親にとって、

みんなが休みでいる夏休みは

学校のことを考えなくていい、

学校と距離を置ける、

余計なことを考えなくていい

ホッとした気持ちで過ごせる大切な時間ではないかと思います。

 

その分、この夏休みの終わりから、新学期の始まりは、

気持ちが大きく動揺する時ではないでしょうか。

本人はどうしたって、学校のことを考えてしまうでしょう。

学校が始まってしまう現実が迫ってくる怖さ。

新学期からは行かなきゃ!と考えている子はそのプレッシャー。

行きたくない、でも行かなきゃ、でも行かれないという葛藤。

学校に行けなかったら、人生どうなっちゃうんだろうという不安。

また先生や親から登校刺激されるのかという憂うつ。

色々な気持ちが沸き上がってくると思います。

 

親も、夏休みはただの「夏休み中の子ども」だったのが、

また「不登校」という変なレッテルがつきまとってきて、

周りと区別されているような感覚。

行くのかな、行かないのかな、という探り。

行ったら行ったで、落ち着いて過ごせているのかという心配。

学校とのやりとりもまた、負担が大きいものです。

 

また始まるのかと、気が重くなります。

親も子もお互いに。

 

親子共に、夏休みにせっかく貯めたパワーを

一気に減らし兼ねません。 

(もったいない)

 

私は今、子どもの健康を何より最優先で

考えていきたいと改めて思っています。

こんなご時世ですので、体の健康ももちろんですが、

心の健康もとってもとっても大切です。

 

2年前、長男ぐりが中3の頃。

高校受験を控えながらも、不登校を選択し、

この子の人生、この先どうなっていくんだ??

と不安や心配が広がりました。

ですが、その不安や心配は、私がその道を知らないだけだったし、

そもそも矛先が間違っていることに気づきました。

学校に行かないこと自体は、大したことではなく、

(高2現在、特に支障なく生きております)

心配なのは、心の健康が脅かされていることだったのです。

 

「正しく休む」

必要な時間です。

 

元気が貯まって、心の健康が満たされたら、

きっとまた動き出したくなります。

 

心の健康を保つ方法は人それぞれです。

学校に行って、お友達と関わることなどで

保てる子も多いと思います。

ですが、逆に学校と距離を置くことで

保てる子もいます。

 

どうか、新学期の始まりに気持ちが重くなっている方には、

心の健康を失わない選択をしてもらいたいなと思います。

 

我が家の次男ぐらも、自由スタイル登校をしている

学校苦手くんです。

数日前から 、大きな大きなため息を何度も何度もついています。

毎年、1週間前くらいから

「2学期が始まっちゃうカウントダウン」というのが始まり

夜は布団でひと泣き、ふた泣きしていました。

子供の小さな心は、一週間も前から「学校」で

いっぱいになってしまうんですね。

過酷すぎます。

 

今年は、大きなため息だけでおさまっているのと

「がんばりたい気持ちがあるんだ」と話してくれたことに

変化を感じています。

 

我が家の地域では、緊急事態宣言が出ているため、

短縮登校や分散登校、オンライン授業、

などの対応が予定されています。

 

ぐらは、ウィルスに対しては、不安があるものの、

分散登校、オンライン授業などに関しては、

逆に「出席しやすそう」と言っています。

「登校は、頑張れるところまで。でもオンラインは全部出るよ!!」

と言っているくらい、 以前からオンライン授業には

興味を示していました。

学校は苦手ですが、学ぶ意欲はあるので、

今はそこを大事にしていけたらいいのかな

と思っています。

 

たとえ学校が苦手な子だって、

力を発揮できる場は、必ずどこかにある。

そう信じて、

心の健康を最も大切にしながら、2学期を過ごしていきたいと思います。

 

子どもと共に笑い合える日々になりますように。 

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