ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

不登校さんの新学期。

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

新学期が始まって3週間。

我が家の次男(中2)は不登校さんです。

 

1学期、それまで通っていた

適応指導教室にも行かなくなった息子。

当初「1週間くらい休みたい」と言っていたのが、

結局、休みは続き、そのまま1学期が終わり、

夏休みに突入しました。

夏休みをエンジョイするひよこ

息子は小3から不登校ぎみですが、

その間ずっと平行して適応指導教室にも通室していたので、

ここにきて、初めての完全不登校生活になりました。

3ヶ月ちょっと+夏休み=4ヶ月半のお家生活を送り、

この夏休み明けのタイミングで、次男は再び適応指導教室へ復帰しました。

夏休み最終日の朝、

「夏休みっていつまで?」

と聞いてきました。

「今日までだよ。一応、明日から2学期らしいよ」

と応えると

「2学期からまた適応指導教室行こうと思う」

そう言いました。

私は、

「あ、行ってみる?おっけー👌」

軽く答えました。

 

息子の様子から私は「そろそろかな」って感じていたので、キタキタといった気持ちでした。

行けるか行けないかは、当日にならないとわからないけど、

息子が"動き出そう""友達と関わろう"としていることを感じられたのが嬉しかった。

 

2学期初日の朝、

息子はいつも通り穏やかで、

心の重さもあまり感じられませんでした。

 

「行ってきます」

「いってらっしゃい」

 

4ヶ月半ぶりにリユックを背負って

適応指導教室に向かう息子を送り出しました。

 

大きくなった後ろ姿を見ながら

「たいしたもんだなぁ」

という思いが沸き上がりました。

 

完全不登校の4ヶ月半の息子の心は、

ある意味、マニュアル通りでした。

最初は大荒れ!!!

(部屋の壁に穴も空きました)

荒れ期を過ぎると、

安定期になり、

色々と落ち着いて考えられるようになり、

少しずつ前向きなことも言うようになり、

そして実際に少しずつ動けるようになり、

挑戦する気持ちなども出てきました。

(細かく言うと、行ったり来たりの時期もありましたが)

これは、適応指導教室や、勉強といった括りではなく、遊びや生活も含めた

心の回復に向けての変化なのですが、

このあたりはまた追々。

 

私も、お家生活を送る息子に

深く悩むこともなく、

心穏やかに過ごせていました。

これまで、いろいろ経験してきたので、

私もこの子の母として結構レベルアップしてるみたい(笑)

 

私が思っていたのは、

息子は、

行かないときは、私がどれだけ準備しても、行かない。

その代わり、

行くときは、何もしなくても行く

ということ。

息子には、息子のタイミングがあるから

その時が来たら、必ず動き出す!!

そして、困ったり迷ったりしたら、きっと話してくれる!

お家生活の間、私はずっとそう思えていたので、

穏やかで、

気楽に、

焦らず、

そして、焦らせず

待つことができました

 

以前の私なら、

息子が動き出すために、

私は何をしたらいいんだろうって考えたし、

充電させなきゃと考えたり、

充電させる為に何をしてあげようかと考えた。

その反面、

行かないなら行かないなりの生活を!とか

せめて朝は起きようよ!とか

少しは勉強すれば?とか

そのくらいはできるでしょって決めつけて、

きちんとした生活をさせたくなったり。

何もしないことが怖くて、

とにかく待てなかった

声をかけ、

圧をかけ、

私がなんとかしなきゃ

私がなんとかできる

とまで、本気で思っていた。

 

でも、今回のお家生活は、それらをやめられたんです、私~✨

 

もしかしたら、息子は初めて不登校らしい生活を送ることで、

初めて「しっかり休む」「心から休む」ことができたのかも知れない。

そんな風に思えています。

背筋が伸びる思いのひよこ