ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

お休み宣言!

こんにちは、ぐりぐらママです🌈
 
中2次男ぐら、葛藤から始まった新年度。
あれから2週間が過ぎ・・・
ぐらは今、自宅生活をしています。
 
半年に一度のペースで何かが起こる😥
 
今回は、何があったのか。
 
通っている適応指導教室で、
ぐらにとって嫌な出来事があったようです。
気持ちが溢れてしまいました。

 
ぐらは、黙ってその場を離れました。
 
までは良かったのですが・・・
 
気持ちは相当だったようで、
リュックは教室に置きっぱなし、
職員室に預けているスマホも受け取らず、
なんと靴も履かずに、
身ひとつで教室を出てしまいました。
 
脱走!!!

脱走、実は初めてではありません。
(あるんかーい!)
 
ぐらは、歩きながら自分でいろいろ考えて、
それがクールダウンの時間になるので、
いつも目的地に到着する頃には気持ちが落ち着いています。
(周りの大人は大騒ぎ)
 
今回ぐらは、1時間ほどかけて
歩いて家に帰ってきました。
靴下のまま!
(さすがに靴なしは初めてだったので、
怪我がなくて良かった。)
 
帰宅したぐらは、無言でした。
 
「よく帰ってきたね」
 
と声をかけたら
コクンと頷き、
そのまま倒れ込み顔を手で覆いました。

私が、ぐらの真っ黒になった足裏を
ギューッと手で包み
 
「怪我してない?」
 
と言うと
コクンと頷きました。
 
続けて、
 
「嫌なことあった?よっぽどだったんだね。」
 
と言うと、また
コクンと頷きました。
 
自分からは、何も話しません。
声も出しません。
 
すぐにお風呂に入れて、
その間に、先生に無事に帰宅したことを連絡しました。
 
そしてその翌日から
ぐらは適応指導教室へも
「行かない」選択をしています。
 
以前の私は、「脱走」という事態になったら、
焦ったし、
心配したし、
同情したし、
気持ちを聞き出したかったし、
正しい行動を教えなきゃと思ったし、
未来を恐れて、
この子をどうしたらいいんだろう?
この子に何をしたらいいんだろう?
と、あたふたしました。
 
でも今回は、動揺しなかったんです。
 
あの子は自分で家に帰ってくる、
あの子は自分で気持ちを整えてくる、
そんな日もある、
イラついた相手に手を出さず偉かった!
その場を離れる、いい選択!
(いや、離れすぎー(笑))
あの子はわかってる、
あの子は自分で考えられる、
 
あの子なら大丈夫!
 
そんな気持ちでいられました。
 
もちろん、
何があって、どんなところがイヤだったのか、
聞きたい気もするけど、
でも、私からは話を切り出さないようにしました。
状況は先生から聞いて、
(ぐらが嫌がる場面も想像できたし)
ぐらが話したかったら話すだろうと思ったので。
 
お休みした初日、
少しずつ、私にちょっかい出してくるようになりました。
ぬいぐるみでコントのようなことを見せてきます。
やること全部面白い。
二人で、お腹がよじれるほど笑いました。
反抗期なので、こういうの久しぶりー!
幼児期とは甘え方が変わったけど、
少し近づきたかったのかな。
ゲラゲラ笑うひよこ
 
一日中、家の中で過ごしていたので
夕方、車でおつかいに連れ出しました。
 
すると!
車内でぐらが話してくれました。
 
ぐら「あのね、一週間くらい適応指導教室お休みしたいんだ。
ちょっと休憩したいなって思ってる。」
 
ママ「そっか。ぐらが考えて決めたことだもんね、
わかったよ。ゆっくりしたらいいよ。」
 
ぐら「うん。ありがとう」
 
こんな会話をしました。
 
あの日何があって、どう思って・・・とか
そういう話は一切しませんが、
ぐらは自分で1週間くらいお休みする中で
気持ちを整えようと考えたようです。
 
うまくいくかどうか、
どう整えるかわからないけど、
やってみたらいい
そう思いました。
 
「適応指導教室の先生たちも、みんな(お友達)も、
ぐらのこと大切に思ってくれてるからね。
大丈夫だから。」
 
それだけ伝えました。
 
 
マイナスに見える今回の出来事ですが、
私的には、
ぐらがこれからのことを自分ごととして考えられる
いい時間になるのではないかと思えています。
 
それにはまず、心の回復が最優先
 
また、私がどれだけ息子を信じ抜くことができるかを
試されている気もします。
 
焦らずいこうと思います。
 
 
「じゃあ、せっかくお休みするなら、
ムーミンバレーパーク(https://metsa-hanno.com/)行かない?」
と誘ったら
「うーん。ママと二人か・・・」と濁されてしまった。
思春期は健在のようです。
クッソつまんないダジャレを聞いた時のリアクションをするひよこ