ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

ぐらの 発達検査(2)

次男ぐら、2度目の発達検査(WISCーⅣ)を受けました。

 前回はこちら

www.grigra-mom.com

受ける時期について

前回受けたのは3年前、小3(8歳)でした。

WISC検査は2年の間隔を開けないと受けられないそうなので、

昨年、小5(10歳)で受けようとしました。

が、中学進学の際、最新の検査結果があった方が

中学の先生とも、話を進めやすくなるのではないかという

アドバイスを受け、今回6年生になるのを待ち、

受けることにしました。

 

また、こちらの自治体は、次年度の就学相談というものが

夏(2学期早々)に締め切られます。

就学相談とは、通級指導教室、特別支援学級、特別支援学校

へ在籍する場合に必要になる申請(書類)です。

自治体の担当の方が、申請の相談内容と実際に子供をみて

妥当かどうかを判断されるものです。

普通級だけの在籍ならば、特に必要のないものですが、

ぐらは、中学でも通級指導教室に通いたいか、

普通級在籍だけにするのか、

特別支援学級に移籍するのか、

選択肢があります。

もちろん、発達検査の結果だけで

決めるわけではありませんが、

参考になるのではないかと思い、

今の時期に受けることにしました。

さらに、今受けることで、

残りの小学校生活がぐらにとって、

少しでも快適に過ごせるヒントが

あったらという思いもあります。

 

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ぐら発達検査を受ける

前回は、大きな病院で受けたのですが、

ぐらはその病院が怖く、

初めて会う臨床心理士の先生も

どんな方かわからず不安になりました。

不登校当初の荒れていた時期も重なり、

検査自体が、それはそれは大変で。

まるで猫が「シャー」と相手を威嚇するような感じで、

検査室はピリピリしていました。

最後は検査室を出た私を追い、逃亡。

なんとか一緒に部屋に戻り、最後まで検査を終えました。

後日結果もいただきましたが、

検査の状況からして、

この数値はどこまで正確なのか?

という感じでした。

ただ、そのような状況で怖がったり、

不安になったり、逃げ出したり、、、

という状態が、発達の特性の一部なのかも

と受け止めていました。

 

あれから3年。

今回は、病院ではなく、毎日通っている

適応指導教室の一室で

受けさせてもらえました。

 

臨床心理士の先生は、

普段あまり会わない先生でしたが、

お見かけしたことはあったので、

場所と人での不安がなく検査を受けられました。

 

「IQテスト」と、クイズ大会のような認識でいたので、

ぐらは楽しみにしていたようでした。

当日は、さすがに緊張していましたが、

とても頑張っていました。

臨床心理士の先生とぐら、2人での検査ですので

私は送り届けたら、お役目終了。

さすがに今回は、逃げ出すこともなく、

最後まで頑張り切りました。

 

終わってお迎えした時

「頭が疲れた~」と言っていました(笑)

それは、本気で取り組めたということですね。

長い時間の集中(そこ苦手な部分)、よく頑張りました!!

その日は午後から学校の予定だったのですが、

時間があったので、ランチはぐらの大好きな

「ガストでからあげ」食べました。

ちなみに、

ぐらの「好きなからあげランキング」

1位はガストです。ダントツの、不動の首位です。

ママのからあげは2位だそうです。

完敗です(笑) 

話が反れました・・・

 

最後まで検査を受けられただけで、

ぐらの成長を感じました。

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結果を聞いて

検査から2週間後、結果を聞きました。

予想通り、前回よりも激しい凹凸結果が出ました。

言語理解の数値がやたらと高い「平均上~非常に高い」

知覚推理の数値もそこそこある「平均~平均上」

それに比べて、ワーキングメモリーと、処理速度

の数値が平均~平均下という結果でした。

 

言語理解と知的推理を一般知的能力(GAI)

ワーキングメモリーと処理速度を集団生活適応能力(CPI)

と分類されるそうで、

ぐらの場合、GAI値が高く、CPI値が低めという結果に。

 

見事に真っ二つ!

 

言語理解が高すぎる故に、数値の差が出ているとも言えるようで、

知識の獲得やその知識を活用することなどは優れているけど、

柔軟な推論、思考がやや苦手だそうです。

これが、こだわりや切り替えの悪さに繋がる場合があるそうです。

また、単純作業が苦手で、理解したことがパフォーマンスに表れにくいことが

わかりました。

自分が思い描いたように実行できないことの繰り返しで、

自己肯定感が低くなっていることも考えられる。

というものでした。

 「話す力」が強みであり、「聞く力」が弱みだそうです。

 

率直に「やっぱり」という感想でした。

 

 ぐらは、直感力もあるようで、

話の意図もよく理解できているようです。

会話としては年齢以上の会話が成立できると思います。

ですが、頭の中で処理して(考えて)から

行動するような案件になると、

途端に鈍くさくなるんですね。

 

でも、心理士の先生には、

平均から平均下と出ている項目も、

数値的には「できない」と言う値ではなく、

「少し苦手」という数値だと言われました。

ただ、本人の中で、思い描いてるものが高いので、

そこに誤差が生じモヤモヤ、イライラが発生するでしょう!

 とのことでした。

この「少し苦手」ということもまた

「気づかれにくい」ということになります。

さらに、難しい言葉などを理解できているから、

できると思われてしまいがちです。

でもできない。

周りは「なんで?」となります。

わざと?怠けてる?

と、誤解をうけないような環境、

理解を頂ける環境だと有難いなと思いました。

 

今回、この結果を学校の先生と共有したく、

後日面談をお願いしてきました。

ぐらの学校生活の負担が少しでも軽減されるよう

活用していきたいと思っています。

ぐらが長い時間頑張って出してくれた

この結果を、とにかく無駄にしないように

という思いで、動いていきたいと思っています。

 

当の本人は、この結果を見せて話をしたのですが

「言語が優れてるとか言われても、よくわかんない。」

そうです。確かに、優れているというのは、

データ上のことなので、もともとそう生きてきた

本人は、何がどう優れているのかわからないですね。

 

逆も然りで

「ワーキングメモリー(短期記憶)が弱いとか言われても」

という感じです。

ぐらは、何か困ったことがあった時に、自分はダメなんだと思わず、

どう対策すればいいか、どんなサポートをしてもらえたら取り組み易いのかを

一つ一つ自分事として受け入れていくことが大事なのかなと思います。

 

ぐらとしては、

「今までと変わらない対応でお願いします」

と私に要望してきました(笑)

 つい、結果を見てしまうと

得意をもっと伸ばすには?!

苦手をもっと意識させるには?!

と考えてしまいがちですが、

その「もっと」をやってしまうと、

逆効果だそうです。

あまり気負わずにいたいと思います。

 

凸も凹も、ぜんぶひっくるめて、ぐらが大好きです!

 

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