ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

気持ちの切り替え(旅行編)

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

思春期で反抗期で不登校の次男との関西旅。

淡路島での出来事です。

 

次男が自分で、ネット検索をして

予定外に行ってみたいところが出来たけど、

車でないと廻れない場所だったので、

諦めが必要になる、

という場面がありました。

 

次男は、

・自分が予定外の場所を突然提案した。

・車じゃないから行かれない。

・行かれないことは仕方のないこと。

と、頭では理解していたのですが、

「次、いつ来れるかわからない」という

私が軽く言った言葉を大きく受け止めていて、

さらには

もう一生来ることができないかも

くらいの気持ちになってしまっていて、

行きたい場所に行かれないことは理解できているものの、

でも、残念すぎる。

と、ご機嫌ななめになりました。

 

行きたいところとは、

農家さんのたまねぎ直売所のような場所で、

その場で焼きたまねぎも食べられるという所でした。

次男は偏食なので、普段野菜は一切食べられません。そんな次男が、

淡路島の農家直売のたまねぎなら食べられるかも!

食べてみたい!!

って、それ、よっぽどのことなんです!

それは私も十分すぎるほど理解したのですが、

残念ながら、どうしたって廻れない。

それならばと、

ここ(大鳴門橋記念館)のお土産売り場でも、

淡路島のたまねぎが売っていたから、

ここで買って帰ってから家で焼いてあげるよ

 

と提案したら、

「それじゃ、ダメ!そんなの意味ない!」

って、怒っちゃったんです。

 

「淡路島産たまねぎを、淡路島でなら」

食べられるかも!

と、思ったみたいです。

 

今回の旅のめあて、「仲良く楽しむ」

だったのに、険悪ムード漂いました。

 

そして次男は、とうとう

うぅぅ・・と泣いてしまいました。

泣き始めのひよこ

 

小さい頃は、こういう時、

私が次男のモヤモヤした気持ちを聴いて、

一緒に気持ちを整えていたのですが、

今はもう、放っておいて大丈夫。

ずっとこのまま、不機嫌のハズがない。

いっぱい楽しみたいという気持ちが溢れただけ。

自分で心を整えられる。

そう思いながら見守りました。

 

見守りましたけど、

険悪ムードって、誰だって心がザワつきま   すよね。

心地良いものではありません。

 

次男を見ていると、時折チラッとこっち見てくるし(笑)

一回、目が合っちゃったら次男が持っていたタオルが飛んできたし(笑)

 

でも、15分くらいかな、放っておいたら、

自分で心を整えました。

ずいぶん早くなりました。

これも成長ですね。

地面からニョキニョキ生えてくるひよこ

 

そして、

「この後のフェリー楽しむ!」

って、穏やかに私に伝えてくれました。

 

私も

「気持ちを整えようと

頑張っていたの、わかってたよ。

せっかくだし、行きたかったんだよね、

でも良く切り替えたね。

まだまだ楽しもうね!!」

 

と、声をかけました。

 

そこからはケロッといつもの次男。

フェリーでは

「海賊王に俺はなる」

ってポーズとってた(笑)

筋肉ムキムキのひよこ

 

なれる!

何にでもなれるぞ!!!

旅は続きます。