こんにちは、ぐりぐらママです🌈
我が家の不登校児次男ぐら、小学校を卒業しました。
朝の３分の登校が精一杯の状況の今、
卒業式に出席できるのか、先生方は心配のようでした。
「ぐらくんを無理させてはいけないとは思うんですけど、
証書の受け取りと記念撮影だけでもいいから、来て欲しい！
そう思ってます！
式の初めからが辛かったら、
自分の証書受け取りの時だけささっと入ってくる形でも
途中退場でもいいので！
どうにでも対応します！」
と、先生の有難いお気持ちをいただきました。
ぐらは、先生方(特に校長先生)が
苦手になってしまっているので、
自分１人だけ「校長室で卒業式」は
絶対無理。
それなら、みんなに紛れ込んでいた方が
まだマシなんだと思います。
「卒業式は出るよ」と言っていました。
できれば私も「校長室は勘弁して頂きたい」
と思っていました（笑）
３月に入り、毎日のように行われていた卒業式練習。
ぐらは、練習の場に２回ほど行きましたが、
練習には参加できず、体育館の後ろから見学していたそうです。
「なんとなくの流れはわかった。」
と言っていました。
自分の座席がどこになるのかだけ、
自分で先生に確認したそうです。
（すばらしい！）
私は、卒業式の式典には、出ても出なくても、
どっちでも良いと思っていました。
そのことが、ぐらの不安を増長させることになるのであれば、
欠席でもいいと思っていました。
無理して出席して、途中でいたたまれない気持ちになったり
悪目立ちするような事態になるなら
欠席でもいいというのが、
卒業式前の私の本音でした。
普段、欠席した日に近所の子がお手紙を
ポストに入れておいてくれる感じで、
卒業証書もポストに入れておいてくれていいのに。
とすら思っていました🤣
（いや、さすがにね😂）
でも、そのくらいの気持ちでいました。
私は、式典に出る出ないは置いておいて、
それよりも、とにかく全力で、
ぐらの卒業を祝いたい！！
６年間の息子の頑張りを労いたい！
そんな気持ちでした。
卒業式前にぐらにも直接話しました。
学校に行っていた時間が、みんなより少ないのは
事実だけど、それは悪いことでもなんでもないよ。
その分、学校に通っていた時には
考えなかったことを考えていたし、
たくさんのことを感じていたよね。
楽しいと思える場所には人は通えるけど、
苦しいな、嫌だなって思った場所に
通い続けるのは、短い時間だとしても簡単じゃないし、
本当に大変だったと思う。
でも、ぐらは「がんばりたい」っていう気持ちを
持ち続けて、気持ち切り替えてやり切ったよね。
すごいことだと思うよ！！
本当に本当によく頑張ったね！！
ぐらは、
「学校に行かなかった時間、無駄じゃなかった？」
と聞いてきました。
「無駄なんかじゃないよ！
多くの子が感じることのないことを感じて、
考えて、行動してたじゃない！いい時間だったよね」
通知表は、評価なしの斜線ばかりですが、
３学期の欠席はゼロです！！
欠席ゼロの不登校児です。
ぐらの６年間の小学校生活、
もちろん楽しいこともありました。
でも、行きたくないと思うほどの
場所となってしまいました。
学校行かないで、ラッキー！
なんて思えないから苦しくて、
なんでみんなは学校に行けてるのに
自分だけ行かれないんだろう、
なんでみんなは学校で笑えるんだろう、
自分って何なんだろう、
生きてていいのかな、
小学生で学校に行かれなかったら、
将来どうなってしまうんだろう、
小さな心はいっぱいになって、
休んでいることもツラくて、
様々な心の葛藤や、
苦しさを感じながらも、
頑張り、
踏ん張り、
適応指導教室に居場所を見つけ、
学校がツラいと感じているのは
自分だけじゃないことを知り、
仲間ができて、
理解してくれる先生方に出会えて、
力をもらえた。
たくさんのことから学び得たことは、
通知表では表せないものばかりです！
心から、大きな大きなハナマルをあげたい！
そんな思いです。
本当に本当に良く頑張った！！
そして私自身も、良く頑張ったな😭
たくさんの失敗や後悔もあったけど、
息子は、狭かった私の世界をグンと広げてくれた！
ありがとう！！
後編へ続く。
