ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

「サードプレイス」のススメ。

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

長男に、

現役不登校の次男の現状や

この先の進路についてなど、

時々相談をします。

 

自身にも中学時代に不登校経験があり、

高校も通信制高校に転校してからは

不登校経験者ばかりの環境で過ごし、

多くの友達と関わってきた長男。

大学で学んでいることもあり、

頼りになる相談相手です。

 

そんな長男が

「(弟にも)「サードプレイス」があるといいよね」

と話を出してきました。

 

「サードプレイス」とは、

もともとは、アメリカの社会学者が提唱した概念だそうで、

ファーストプレイス=生活の基本となる「家」

セカンドプレイス=自宅以外で長い時間過ごす場所。

生活のために行かなくてはならない場所。

「学校」や「職場」など。

そして、

サードプレイス=居心地の良い第三の居場所。

利害関係が生じない、

義務感なくいられる、

心地よい場所(コミュニティ)のことだそうです。

 

セカンドプレイスに、

なんだかイマイチ”気が重い”

など感じた時、

 

サードプレイスがあったら・・・

 

セカンドで悩むことに使っていたそのエネルギーを

サードで楽しむことに使え、

悩んでいる時間がもったいなく感じたり、

気の重さが少し軽くなるかも知れない。

 

サードで癒やしや楽しさから、

溢れんばかりのエネルギーが溜まってきたら

コップの水が溢れるように、

エネルギーが溢れて、

セカンドに少しずつ流れていくかも知れない。

 

サードの大切な時間を確保するために

セカンドがんばっとくかって思えたり、

(社会人なら)サードで使うお金を得るためにと

割り切れるかも知れない。

 

思えば私も、社会人になってから、

サードプレイスという言葉は知らなかったけど、

いろいろ持っていました。

習い事でのコミュニティだったり、

学生時代からの友人とのコミュニティだったり、

カフェとかお気に入りのお店とか、

サードじゃ足りないくらい(笑)

 

でも子供が不登校になって

どん底まで悩んだ時は

自分のサードプレイスなんて考える余裕がなかったし、

子供がこんな状態なのに、

自分の楽しみなんて考えてる場合じゃないし、

持てないって思っていました。

 

でも、そこからたくさん経験を重ねてきた今、

私には、家と仕事以外に

楽しい場所(コミュニティ)がちゃんとあります!!

またしてもサードじゃ足りないくらい。

最近なんて、アラフィフにして

SnowManにハマり、

今年の目標は「推し活」だったりします(笑)

推しの話は終わらなくなるので流しますが。

 

自分のサードプレイスを「持てない」と思っていた時と

自分のサードプレイスを「大切」にしている今、

圧倒的に今の方が楽しいし、穏やかだし、

毎日がスムーズです。

下手なダンスをおどるひよこ

子供が不登校という状況だけを見たら

なんら変わっていないけど、

あの頃は、

もしや、この子の人生詰んだ?

とまで思っていたことも

今は、

絶対なんとかなるから〜

と思えています。

 

次男は次男で今、

思春期らしく、

反抗的な態度を取る時もあるけど、

困ったことや

不安に思っていることを

私に話してくれるようになったので、

親子関係としては

悪くないんじゃないかと思っています。

 

息子の人生詰んでるどころか、

むしろ順調!

そんな風に受け止められています。

 

そんな次男にも「サードプレイス」の大切さを話しました。

次男には「カードゲーム」という趣味があります。

素敵な趣味だと私は思うのですが、

「遊びだし」って言う次男。

その「遊び」が大切なんだよ!と

サードプレイス論を熱弁してみました(笑)

今、セカンドプレイスに(進学のことを含み)

不安と悩みを抱えている次男。

反論するかと思いきや意外と

「なるほどね」って聞き入れてくれました。

(以前なら、全否定だった私の話も

聞き入れてくれました)

 

「サードプレイス」

改めて大切さを考える機会をもち、

また、それを持てている今の環境にも

感謝が湧いてきました✨