ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

不登校。担任の先生の言葉に感じたこと。

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

我が家の次男(中2)は不登校さんです。

今年度の担任の先生には一度も会ったことがありません。

 

月に1回程度、

私が学校にお手紙等を受け取りに行き、

そこで次男の様子をお伝えしています。

 

先日、いつものように担任の先生にお会いしたとき、

話の流れから、

息子が神奈川県の江ノ島まで遠出した日のことをお話しました。

ルートや予算、現地で行きたいところなど

調べて、自分で計画を立てた

片道2時間ちょっとの一人旅でした。

現地でスマホの充電がなくなり、

モバイルバッテリーを持っていたので安心~と思いきや、まさかのケーブルを失くすというハプニング!

帰路の乗り換え案内を検索できなくなるという事態に、知ってる都心の駅を目指して電車に乗り、バスにも乗り継ぎ、なんとか自力で帰ってきたという話です。

 

先生は「すごい!」と息子の機転と対応力に感心して下さり、

「むしろ中学を卒業してから、どんどん大きく羽ばたいていきそうですね」

と、言って下さいました。

 

先生は最近、

不登校に関するある番組を観て、

学校や不登校について改めて考える機会があったそうで、

その時感じたことと、次男のこのエピソードが合致したそうです。

 

高校進学に関しての話の中でも、

彼に合う学校を選んでいきましょう!

彼のような子は、どんどん力をつけていきますよ!!

って。

そして、最後に

 

お母さん、これから楽しみですね!!

 

って笑顔で言ってくださったんです。

 

私はとても心強さを感じました。

同時に、先生のこの言葉を

嬉しい!

心強い!

ありがたい!

と素直に受け止められた自分が嬉しくなりました。

それは、私自身が息子のことを「大丈夫」

と信じられているってことだと思うから。

だから、先生の言葉に

「でしょ!」

って思えたんです。

 

私自身が、息子に対して、

心配な子って思っていた頃、

先の不安でいっぱいだった頃、

どうしたらいいの?って迷走していた頃だったら、

同じように声をかけて頂いたとしても

「楽しみ?こっちは心配しかないわ!」

って余計に落ち込んでいたか、

腹を立てていたか、

または、完全にスルーしていたのではないかと思うんです。

 

息子はたくさんの「大丈夫」を

私に見せてくれていたのに、

一時期はそれがまったく見えなくなって、

それどころか

「心配」ばかりが見えてしまって、

何気ない小さな事までも「心配のたね」だと決め付けてしまっていた。

でも今はちゃんと「大丈夫」が見えるようになりました。

私が思っていた「心配のたね」は、

実は「大丈夫のたね」だったということにも気付けました。

 

周りが変わってくれたわけじゃない、

私の心の奥にあるものが変わったから、

現実の見え方が変わってきたのかなって

そんな風に感じています。