ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

クラシックフォト体験

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

クラシックフォトというワークショップに参加してきました。

 

薬品を画用紙に塗り、乾かした上に

自分の好きなものを乗せて、

日光に当てる。

水で薬品を流し、その上からまた別の薬品をかけると、、、

 

こんなにも鮮やかな青写真になりました✨

(お気に入りのネックレスを写真にしてみました)

 

ご参加のみなさん、それぞれが自分のお気に入りのものを乗せて作品を作られていて、とっても素敵でした。

 

今回私は、次男(中2)と一緒に参加しました。

小学生の頃は、図工が好きで、

不登校ぎみだった時でも

図工の授業にはよく出席していました。

適応指導教室では、段ボール工作に目覚め、それはそれはたくさんのものを作り出しました。(今でも捨てられない作品たちが多数クローゼットに眠っています)

中学生になってから、学校へは登校していないので、美術の授業も受けていません。

 

私は、定期的に学校にお手紙をもらいに行っているのですが、

ある日、担任の先生を待ってる間、

そこに飾られた生徒たちの美術作品をみて、

突然涙がこみあげてきたことがありました。

もう、「不登校」という現実は完全に受け入れていたし、

また登校して欲しい~とか

なんでうちの子が不登校に~とか

そんな深い思いが湧いたわけではなく、 

ただ、

息子が美術の授業で楽しそうに

作品を制作しているであろう姿が

頭に浮かんだんです。(妄想)

「もし「学校」という道を進んでいたら、

息子は美術や技術の授業を楽しんでいたのかな」

と考えたら、熱いものが😢

(私もたまには、おせんちになる)

 

なので今回は、図工や美術好き(であろう)次男を誘ってみたら、やってみたいって応えてくれました。

 

息子は、最初こそモジモジして

参加の方々の自己紹介の順番がまわってきても挨拶を拒みました。

強制するのもどうかと思ったので、

場の温かい雰囲気に甘えて、

「息子のぐらです。中2です。」と私が他己紹介しました。

息子はペコっと頭を下げました。

(OK、上出来!)

 

おれ、さほど興味ないし~

という雰囲気を醸し出す思春期っぷりを発揮しつつも

いざ、先生の説明が始まったら、案の定興味津々!

 

慣れてきたら、

すごいな!

キレイ!

楽しい!

これ、もうちょっとこうしたかったな。

先生のアドバイスも聞いたり、質問しながら、

何度もチャレンジさせてもらっていました。

 

私自身の作品作りも楽しかったけど、

息子が次々とアイデアを形にしていく

その楽しそうな姿を見ることができて、

本当に嬉しかった。

 

学校の授業という形ではないけど、

でも今の息子にとっては、

「授業」ではないからこそ

興味、関心を素直に学び

楽しめたのかも知れません。

 

約3時間のワークショップが終わって帰る時、

息子は自分から先生に

「ありがとうございました!」

って挨拶をしていました。

少し離れたところにいた私にもしっかり聞こえる声で。

 

嬉しかったー。

 

礼儀というのももちろんですけど、

息子が自ら「お礼を伝えたい」と思える時間を提供して頂けたこと、

これが私は嬉しくも有り難くもありました。

 

帰りの車でも

「すごい楽しかった~☺️👍️」

と言いながら、

自分の作品を大切に席に置いていました。

 

貴重で有り難い経験をさせてもらえた

楽しい1日となりました✨