ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

次男がストライキを起こした話。

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

幸せを噛みしめた休日の、その翌日。

さっそく事件は起こりました。

 

次男(中1)が何かを探していました。

「ママ、○○知らない?」

特に苛立った感じはなく、普通に聞かれました。

 

「知らないよ」

私も普通に答えました。

 

ママがどこかに片付けちゃったんじゃない?

 

もしかして、ゴミ箱に落ちちゃったのを、

ママが捨てちゃったんじゃない?

 

たぶんそうだ!

 

いや、そうに違いない!!

 

それしか考えられない!!

 

ママのせいだ!!!

次男の頭の中は、こういった感じに

脳内変換されていきました。

 

失礼な話です。

「落ち着け。」

今ならそう言えるけど、あの日、

夜も遅くなってから、わちゃわちゃ探し始めたこと、

なぜか私のせいにされたこと、

私も、仕事(在宅ワーク)の途中で中断されたこと

などなどあり、

 

「は??」

「ママのせいって何それ。ママが捨てちゃったことは確定なの?

「そもそも、大事なものなら自分でちゃんと片付けなさいよ

 

と、強い口調で言っちゃったんですね、私。

強い口調。これが次男の一番嫌がること。

わかっていたはずでしたが。

 

”怒らなくても伝わること”を怒って伝えてしまった。

 

でもさ。

母だって、人間だもの。

そんな時もある。

 

そしてその結果・・・

「今はママと話したくない。

会いたくもない!!」

と次男は苛立ち、そこから3日間のストライキ突入。

 

基本的に部屋から出ない!(リビング静か。)

朝も起きない!(夜更かし万歳。)

適応指導教室も行かない!(不登校なので。)

勉強もしない!(スタサプ契約してます。)

ってさ。

 

 

ご飯だよとLINEすると、

「部屋の前に置いておいて。」って返信。

(置きませんけど。)

 

お風呂沸いたよとLINEすると

「はい」とだけ返信きて、

リビングに顔を出さずにお風呂だけ入る。

(リビングを通らず行ける)

 

お気付きかと思いますが、

ストライキ中でも

LINEは返信くれる(笑)

可愛いとこもあり。

 

「ご飯は下(リビング)で食べて。」

と返信して、

私は買い物に出たり、

夜はお風呂に入ったり、

会わないよう、気を遣う。

 

3日目の昼。私も出かける予定もなかったことと、

いい加減、もう良くない?

という思いで

リビングのソファー前のテーブルで次男が、

ダイニングテーブルで私が食べることにしました。

ただ、そんなに広い家ではないので、

すぐそこ(笑)

 

次男は、顔を見せないよう

頭から毛布をかぶったまま、ごはんを食べました。

食べ終えて、毛布をかぶったまま食器を下げました。

((笑)おりこうさん🤣)

そして、そのままソファーにゴロン。

 

(部屋に戻らないということは、そろそろ話がしたくなったかな?)

 

食後に「アイスあるけど、たべる?」と聞くと、

毛布の塊りの、頭であろう部分がコクンと動いた。

「どーぞ」と出すと、毛布の中に消えた(笑)

餌付けかな?!

「チョコあるけど食べる?」

と聞くと、またもやコクンと動いた。

毛布の前に置くと、ササっと毛布の中に。

「これ、美味しいよねー」

と言うと、コクンと動く。

 

面白い(笑)

 

パパは「ほっとけ」って言ってたけど、

ほっとけない私(笑)

 

「私がなんとかしなきゃ」

「このまま部屋から出てこなくなったらどうしよう」

「この先どうなっちゃうの?」

 

そういう、不安とか心配でのほっとけないではなくて、

単に、

ぎくしゃくした人間関係が続くのが心地良くない

という感じ。

特に次男とは一緒にいる時間が長いから、

面倒くさいんですよね。

 

「ねぇねぇ。こういうの寂しいんだけど」

と私から歩み寄ってみました。

(大人です、私)

すると、次男も待ってましたとばかりに、

チラチラ顔を出してきて、ストライキ解除。

もう本人も、やめたかったんだね(笑)

 

少し話をして

「これからも至らない点があるかと思いますが、

お互いに。(←強調)

話合いで解決しましょ。」

ってことで、和解しました。

 

和解した翌日、

階段から「ママー!!ちょっと来てー!」

と大声で呼ばれ、何事かと行ってみると

「ほら見て。虹」って。

(部屋の置物から反射してました)

 

綺麗なものを見たから、私に教えたくなったのかな。

私が喜びそうなものだったから、教えてくれたのかな。

 

思春期息子、時々面倒くさいけど 

やっぱり可愛いです。

母、ほっこり幸せ。