ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

不登校さんの新学期初日から気づいたこと。

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

更新が滞ってしまいました💧

新学期が始まり1ヶ月半経ちましたが、

初日の次男の様子から私が気付いたこと、

感じたことを書いておこうと思います。

 

約4ヶ月半の完全不登校、お家生活を経て

2学期スタートのタイミングで

適応指導教室へ復帰した次男。

www.grigra-mom.com

 

2学期初日、帰ってきた次男に聞いてみました。

「今日、どうだった?」

 

次男は、

「半分くらい別室にいて、あと半分くらいトイレにいた。」

と答えました。

と、同時に "聞かないでオーラ" をムンムンに出してきたので

 

「あら。そうだったんだ。」

とだけ私は言いました。

 

だけど、

「切ないー」

「教室入れなかったのかな」

「無理してたのかな」

「本当は嫌だったのかな」

「何かトラブルでもあったのかな」

「帰りたいって言えなかったのかな」

と、あれこれ想像して、

正直少し心がザワつきました。

 

こんな初日を過ごしてきた次男。

翌日はどうするかな、

また休みたい、

もう行かないって言うのかな

と思っていたところ、

行ったんです。

 

翌々日も行ったんです。

 

3日目、終わりの時間に合わせて、

駐車場で待機していたのですが、

なかなか戻ってこないので

ちょっと覗いてみたら、次男が

お友達と笑顔で放課後を楽しんでいる姿が見えたんです。

 

なるほど、そういうことか!!

 

初日、次男が別室にいたり、トイレにいたのは、

帰りたいとか、来なきゃよかったとか

そういう意図ではなく、

教室の様子や雰囲気を、

自分なりに探っていただけで、

その行動には、前向きな意図があったようでした。

 

「別室」「トイレ」

というキーワードを耳にしたら

親としては心がザワザワしがちだけど、

(したけど)、

特に私は、次男に対してネガティブな想像を

しがちで、余計な心配をしてしまう癖がなかなか抜けきらないのですが、

今回は、後ろ向きな意図と決めつけなくて良かった、過剰な声掛けをしなくて良かった。

 

息子は「行きたかった」んですね。

みんなと過ごしたいから、

楽しそうだから、

行かなきゃいけないから、

そろそろ行っといた方が良いかも、

家にいても暇だから、

親からの圧を感じるから(そんなつもりはないけど笑)

息子が、行こうと思った理由は、

どれかわからないし、

一つじゃないかも知れないし、

私の想像外の理由かも知れない、

でもとにかく本人が

「行く」方向で動き出したのは確か。

別室もトイレも、

そこに向けて、自分で「段階」を

作れていたんです。

 

もちろんそこには、息子のこんな行動を理解してくれる先生方がいてくださって出来たこと。

有り難い環境で、息子は良い経験ができたなぁと感じました。

 

 

そしてその後も息子なりに頑張っていましたが、

新学期ハイ(新学期だから頑張っちゃう感じ)

が落ち着いた今、

「なんか疲れた」

「行きたくない」

と、また休みがちになっています。

 

元の場所に「復帰する」って、不登校を選択したときと同等に、

もしかしたらそれ以上に気力、体力、エネルギーを使いますよね。

 

ただ、

自分が楽しいと思えること、

やってみたいと思っていること、

行ってみたいと思っていることには

力を注げるパワーはあるので、

今は、その力を大切にしてあげたいと思っています。

 

ぼちぼちでいい。

気負わずいこー。

ネギを頭の上に乗せて歩くひよこ

不安な気持ちを持ちながらも

「その場の様子を伺う行動」

この感覚って何だっけなぁ・・・と

思っていたのですが、これでした!

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