ぐりとぐらとママのきろく

元不登校長男「ぐり」と、現役不登校次男「ぐら」との記録です。

本音に気づいた話。

こんにちは、ぐりぐらママです🌈

 

我が家の次男(中2)は、不登校さんです。

www.grigra-mom.com

 

2学期から適応指導教室に復帰したものの、

3週間くらい頑張ったのち、

また休みが続いていました。

そんな次男が10月に

教室主催の校外学習(遠足)に参加してきました。

リュックを背負ったひよこ

 

普段、行きたいところは、

一人で出掛けらる息子。

今回の遠足の目的地も実は

行ったことがある場所でした。

なので、その「場所」に行きたければ一人で行けるので、

息子はこの時、

「みんなと行く」ことを選んで

出席したんだと思えました。

 

帰宅後、

「疲れた~」って言いながらも

楽しかったよって色々と教えてくれました。

心に余裕のあるひよこ

私、息子の話を聞いていて、

とーっても嬉しい気持ちが溢れてきたんです。

 

コミュニケーションや協調性を学ぶとか、

社会性を身に付けるとか、

生活リズムを整えるとか、

経験だの何だの、

そういったことは、

後からついてくることで、

私はただただ、息子が

まず「行きたい」と思えたこと、

そして「楽しく行ってきた」こと、

「頑張ってきた」こと、

それがもう単純に嬉しかったんです。

 

登校渋りが始まった頃、私は

登校できた日には

「がんばったね」と笑顔で息子に接していました。

 

登校できない日に怒るとかではないけど、

昨日は行くって言ってたのに、とか

保健室登校でいいのに、とか

何がネックなのかな、とか

少しの時間でもいいのに、とか

先生に行くって言っちゃったよ、とか

また学校に電話しなきゃ、とか

実は心は落胆していて、

少し心の整理が必要な時期がありました。

 

息子はそんな私の心を鋭く察するので、

行けること=良いこと

と同時に

行けないこと=悪いこと

と認識させてしまったようで、

行けなかった時の凹みようったらなくて。

(拗らせてます💦)

 

そこから徐々に、

行けても行けなくても、

私の心はフラットでいるようになりました。

行けないことに落ち込まないのはもちろん、

行けたことにも過剰に反応しない。

私は息子の登校に関する言動に一喜一憂しなくなりました。

自分の感情を大きく揺さぶらないように、

無意識にもコントロールしていたのかも知れません。

それは、

息子の為と言いながら、

私自身が自分の心を

守るためでもあったように思います。

 

でも今回、遠足から帰った息子を見ていたら

「嬉しい!!!」

その感情が私の中に沸き上がりました。

 

この嬉しい気持ちが私の本音だって気付き、

そして、

その自分の本音に

「そうだよね、嬉しいよね!」って

素直に寄り添える自分がいました。

 

もちろん

息子に強要はしません。

教室に行きたいか、

自宅で過ごしたいか、

息子がどう選択するかは別として、

 

私は私の感情として、

「行ったら嬉しい」

「行って欲しい」

のその私の気持ちに蓋をする必要はなかったって気づいて、

その気持ちを大切に感じたい、感じていいんだと思えたんです。

やーっと。

 

息子が回復期だとしたら、

私も不登校親の回復期ですね。

 

自分の感情を

自分がしっかりと感じる

今回それが出来たので、

自分自身がとっても心地よいです。

下手なダンスをおどるひよこ